雪積もりました(ちょっとだけ)…&大晦日は?

1991年(H3)の乗車証明書

昨日は積もりそうもないと書いたもののついに青森にも雪が積もった。ま、5センチくらいですが。道路にはもちろん雪はなく、明日にはほとんど消えてるかも。でもまた明日の夜には降るらしい…。


さて、今年も残すところあと2週間。最近の大晦日はほとんど家でまったりと過ごしている(昼は結構忙しいが)。ただ、紅白はほとんど見たことがない。
でも、去年は最終一本前の普通列車弘前へ向かいカウントダウンイベントに参加していた。会場に集まっている若者達が皆紅白どっち勝った?などと話しているのがおもしろい光景であり意外だった。しかし、そんな私達も数年前までは状況が違っていた。
実は毎年のように三陸へ初日の出を見に行っていた。これは青森にいてもどうせ雪。良くて曇りでまず晴れることは無い。それなら天気が良くてかなりの確率で初日の出が見られる太平洋側へ行くのが1番と言う至極簡単なこと。もちろん利用は鉄道。
コースは31日に毎年違うルートで南下し、夜に平泉へ。ま、大体は当時のジョイフルトレインである「エーデルワイス」の『ゆく年くる年号』で一ノ関〜前沢間往復してちょっとだけ平泉に降りて駅のそば屋で〝年越しそば〟を食べるパターンだったが。そして同じ車輛の『初日の出号』で一ノ関を出発し東北線釜石線〜山田線(波板-岩手船越間で日の出を拝み)〜盛岡へ。盛岡からはまたゆっくり夜までに帰宅。という車中泊での1泊2日コースだった。もちろん切符は青春18きっぷ利用。
しかし、『初日の出号』の運転が無くなり地元での元日営業の店も増えて暇を持て余すこともなくなりこのような小旅行にも行かなくなった。当時は元日に営業している店も青森では某ホームセンター1件だけだったしコンビニも今ほど普及していない頃で大晦日までにある程度食料を確保しておかねば食べ物にも困る状況だったのも今は昔。今は元日であろうとほとんどの店が開いていて普段と変わらぬ暮らしができるのもありがたいこと。ま、元日営業に非を唱える方々の気持ちもわからんではないが普通の消費者側としてはやはり便利なのに越したことは無い。
しかし、あの平泉駅のそば屋は今も営業しているのだろうか?ごく普通の東北味?の駅そばではあったが年をまたいで食べるまさに〝年越しそば〟もまたいい思い出。
今は1/1のみ有効の〝正月パス〟も発売されているのでその気になれば遠出もできるが別に行きたいところも無いし来年は1日はゆっくりと青森市内で過ごして2日は弘前ということになりそう。


※写真は1991年(H3)の『ゆく年くる年号』と『初日の出号』の記念乗車証(拡大)
(T)