航空祭のひとこま(最終章)

まだ引っ張る航空祭
さて、航空祭では私たちは基本的に自衛隊寄りに位置取る。が、一箇所に留まることは無く絶えず動きながら飛行があれば適当な場所で撮影し、あとは地上展示を撮ったり模擬店を覗いたり。もちろん模擬店の多くは米軍エリアなのでそちらの滞在時間も結構なもの。結局は広いエプロンを2〜3往復は歩いていたのではないだろうか?
で、そんな空自エリアの片隅では毎年恒例モデル撮影会が行われている。私たちが中央付近にいたとき丁度モデルの方が雑誌(?)用の撮影をしながら移動していくのを見かけたが腕章を巻いた関係者以外にも長タマを手にしたその筋(?)の方々もゾロゾロと…。どうも飛行機よりもこちらが主目的のようにも見える…。
飛行展示の合間に興味があったので撮影会場へ行ってみると明らかにそこだけ雰囲気の違うカメラの塊を発見。やはりこれを目的に来ているのか?今回もF-2・F-4とモデルの組み合わせ(なかなか出会える組み合わせではないが違和感が…)昨年は普通の洋服だったのに今年は緑のつなぎに。こちらのほうがしっくり来るのだがそれでもやはり違和感が…。おそらく女性自衛官が同じ衣装でいたなら違和感は無いだろうが…。一度しか撮影会会場へは足を運んでいないので衣装チェンジがあった可能性も。今となっては定かではない。

モデルの2人 F-2&モデル F-4&モデル 撮影に励む面々
この撮影会場、遊覧車が通る場所に設けられており1分に1台の割で目前を通過していく。なので白い長タマで必死にお姉ちゃんを狙っていると目の前を遊覧車に乗った子供たちが横切っていくという光景が。しかし何故にあれほど長い白レンズで撮ってるのだろう?明らかに600mm以上、300mmでさえ相当の寄りとなるのだから…?といつも思う。ま、それなりの目的はあるのでしょうが。私らは「ネタ」用にささっと撮って再び米軍エリアへ向かう…。こっちはこっちで楽しいのだが。


さて、会場内ではある意味"旬"のモノを発見。それは「軽トラ」。ま、タダの軽トラ(HIJET)だけど一応米軍モノ。色が違うだけだがちょっと雰囲気が違って見える(気がする)。他にもごく普通の白い軽トラもゴミ収集に走り回っているが乗っているのはもちろん米軍の兵士。迷彩服を着たゴツイ米兵が軽トラに乗っている姿というのもギャップがあって面白い。そして、あの曲のシチュエーションともかなりギャップのある光景。これを見られるのもまた来年の今頃。ちなみに軽トラに乗っている米兵さんにとっての「STR」とは…?

米軍軽トラ 米軍軽トラ B1B爆撃機(再掲)
そんなこんなで今年の三沢航空祭も終了。今回はアメリカチックな食べ物そっちのけで航空機に食いつく重装備のある種極めた方々の姿は少なかったような気がする。一応国内初展示というB1B爆撃機というものもあったけどやはり天候のせいかそれとも米軍ゲートのチェックに引っかかったか(それはないハズ)?ただ、今回は持ち物に関しての制限は強化されており大きいクーラーボックスやバッグなどの持ち込みは不可。確かに会場内には大荷物の方は殆ど見られなかった。それを敬遠したのかも定かではないが入場者数は少なかった。
私たちなどはいつものカメラバッグ一つで入るから問題は無いのだが。で、何度も行っていると"年に一度のアメリカを楽しめる一日"と言うより"年に一度の恒例行事"と言った感。おそらく地元の方々もそんな感じなのでは?と思う。
さて、来年は第2日曜日でないことを祈る…。今年は当初9.11の予定だったものがその日はマズイだろ…ということで一週早まったわけで…。
− とりあえず完 −
(T)