謎のアキバ系ユニットって…!?

今日は良い天気に。昨日の雨が恨めしいが終わったものは仕方がない。それでも長州小力はしっかりと夕方からの営業に出演できたようで良かったですねぇ。天候の悪い日の青森空港は本当に怖いですから…。


さて、土曜日のお話。私がこのRABまつりの詳細が発表されてからずっと気になっていた謎の多きユニットについて。その名は"LittleNon"。RABまつりのPRパネルにはなぜか「萌え〜」と吹き出しが…(本人が言うのは変だとは思うが)。これだけで既に怪しいのであるが公式サイトを見てみると実はバンドの皆さんも結構怪しい!下調べはそこそこにしてやはり実物を見なくては…ということで先入観を持たぬよう予備知識を持たずに本番に挑んだ。
少し時間が押しているので急いでバンドセットを組んでいく。その間を埋めるべく時折ステージに登場する小池アナと新人の永井アナ。昼までは同じく新人の上野アナが登場してたし1日目は新人育成の場のようになっていた。そのうちバンドのメンバーが登場すると…特に2人の風貌が個性的。というより残る一人(G)が普通過ぎて不自然に見てきたりも。やがてライブが始まりボーカルのノゾミさんが登場すると…頭には「花」が…衣装はいわゆるアキバ系とも言えるフリフリ系。でも見た目とは違ってしっかり歌っている。バンドの皆さんもノリが良く上手くは言えないが4人とも弾けている(後にその理由が)。曲は全4曲。自主制作CDに入っている3曲とメジャーデビューCDに入っている「あきらめないで」を披露。お笑い目当ての客が一掃されちょっと寂しくなった客席(そのおかげで座って見られたのだが)を精一杯盛り上げてステージを降りた4人に大きな拍手が送られたのは言うまでもない。
前方に座っていたおばちゃん達までノリ良く楽しんでいたようだしそういうのは本人たちにも嬉しかっただろうと思う。特に今回は。
MCを掻い摘むとLittleNonは主にアキバで活動するストリート系バンドでボーカルのノゾミさん、ベースの親分さん、ドラムの大生(ダイナマ)さん、ギターのシュンさん(この人だけ普通っぽい…)の間もなく(10.26)メジャーデビューを果たす4人組。地方進出は今回が初めてで遠路クルマでやってきたそう。いつも同じ場所、同じ人たちの前で歌っているので普段はやらないけど今回は誰も知らないであろう青森ということでバンドメンバーも慣れない口調でコメントつきの自己紹介。たどたどしい口調と怪しい雰囲気に場内爆笑。
ライブが終わり、例の"タレントグッズコーナー"に現れた皆さん。するとバンドの3人がビラを配りさりげなくCDを勧めていく。ノゾミさんはブースで販売役。だが笑顔で呼び込みするもなかなか近づく人はなく(私も)。でもいつもの(?)ように話しかけてみるととてもいい子。このようにCDを販売する機会は殆どないそうで(路上だし)ちょっと緊張してるとか。今後メジャーデビューを迎えると一気にこのような機会も増えることだろう。握手をして「また青森に来てね」でお別れ…と思ったらまだいろいろあるようで。
その後、テレビ出演のためSONOMIさんと共にリハーサル、そして本番をこなしていた。テレビではどのように映っていたか気になるところ。かなりテンション高めでしたが実はテレビ生出演もこれが初めてだったとか。リハのときから明るく振る舞っているように見えていながらも落ち着かない様子でした。タカアンドトシの2回目ライブを捨ててリハ・本番とも"RABのお部屋"見学がてら見ていましたが終了するとホッとした表情。帰り際「また来てね」と声を掛け、LittleNonの皆さんは帰って行きました。しかし、これからクルマで帰ると到着は真夜中だろう。お疲れだけどこれから長い道のりが待っているのに皆さん笑顔でした。
見た目と生い立ち(?)の怪しさに反して意外な実力者のLittleNon…。アキバ(?)から付いて来たらしき数人のそれ系の方がステージ前で思いっきり飛びまくったりして免疫のない一般のお客さんにはかなり引いた目で見られていましたが支持はされている模様。メジャーデビューとなればこれからちょくちょくテレビで見る機会もあるだろうしビジュアル的にも注目される可能性も大?地方初進出、初テレビ生出演など初めてづくしとなったLittleNonの青森遠征。本当にまた青森で見ることができれば嬉しい限り。RABがどういうルートで今回LittleNonを呼んだのかは疑問ではあるのだがまた呼んで欲しいところ。
そして、歌っている姿を見ると"2年前"に弘前で感じた何かとどこか被るものがあったのもまた事実。すがすがしい気分になれたのは以外だったけど嬉しいことでもありました。これってハマッたのだろうか?
これからも影ながら見守って行きたいと思ったり…。

LittleNonライブ CD販売 テレビリハ
(T)