ねぶたの話し〜一週間前〜

8/2の「あるねぶた」

話は青森ねぶた初日の2日に遡る…。この日、西北五地区から帰ってきたのは18時頃。すると某相方に"ある事"を知らされる。私は各サイト等はある程度まとめて見るのでここで知らされなければ気づかなかったかもしれない。しかし、毎度のことながら急なことで…(怒)!まさか初日からねぶた見物することになるとは…(予定では4日か5日)。とりあえず特に準備することもなく地元スタイル(?)で周回コースへ。初日は子供ねぶた(と言うよりも町会等の小型ねぶた)もあるのでこれはこれで楽しみでもあるのだが。18時半頃帰宅予定が少し早まったための行動ではあるけれどこれが運のツキだったような…。
青森ねぶたは現在先頭から順次スタートする方式ではなく一旦全ねぶたがコース内に入り定位置についてから号砲で一斉スタートし1周すると終了。終了予定時刻前でも1周してしまうと早々に終わってしまうというちょっと寂しい方式。この方式に切り替えられてしばらく経つがすっかり慣れてしまった感も。よって、各ねぶたは事前に決められた場所にスタート前に並ぶのだが交通規制の関係などで出発直前のスタンバイとなる。
私が"あるねぶた"のスタート地点に着いたのは号砲の直前。実際この時間帯(19時前)は既に暗くなっており、事実上ねぶた団体のともす明かり以外明かりはほとんどない(信号も停止しており街灯も意外と少ない)。ここで私はあることに気づいた。若い女の子で花笠を被っているのはそんなに多くないだろうからすぐに分かるだろうと言うのは甘い考えだったことに。そう、花笠を被っていたら判別のしようがない…。特にこの団体は花笠着用100%だから…。出発したので動けば分かるだろうと先で待つと何やら女の子2人を撮影している少々怪しい(?)ハネトの姿が…。どう見てもこの子達しかないだろうと良く見ると確かに良く見る人相。だが、あれほど深く花笠を被って溶け込んでしまってはいくら見慣れた(?)私でも正直「わからねぇ…」ま、気づいただけでもましと言うもの。で、見ても分からない理由が改めてはっきりと。それは「りんごオーラ」がゼロ!あの姿見て分かる人はまずいないでしょう。この頃はまだ襷も掛けていなかったし。
それでも自分たちのねぶたの囃子が聞こえにくい位置にいたにも関わらずしっかり跳ねていましたね(形だけにも見えなくはないが…)。ま、楽しければそれで良しと。
その後は仮について行っても道路幅が広くなり無駄なので新町へ移動し、初日ということで比較的空いているスペースで久々にゆっくり座って見物を。この日は20分以上も早く号砲が上がり終了。場所によってはその10分前にはねぶたの姿が見えなくなっていたりしますから終了時はあっけなさを感じます。
そんなわけで今更ながら一週間前のまだ涼しい頃のお話…。
(T)