土曜日のお話…(1)津鉄
ということで土曜の分から順にボチボチと…。
五所川原到着後、まずは本日のプラチナチケット(?)「津鉄ホリデーパス」を購入。これが無いと今日のイベントでは参加できないものもある。そして、早速スタンプラリーを開始。資料用とラリー参加用と2枚押すことに。開会式はまだまだ先。ホームでも準備が始まったばかり。ということで時刻表を元に今日の計画を立てる。その結果、キハ22には乗っておきたいのでまず8:15の列車から金木で折り返すことに。車内は記念列車(DD351+ナハフ1200 2両)を撮るらしい「テツ」の皆さんで結構な混雑。この雰囲気だと開会式を見る方は少ないのでは?DMH17機関の心地よいエンジン音が響く中のどかな津軽の旅ができるのもいつまでのことか…?今ではここにしか残っていない元国鉄キハ22。コンディションも芳しいとは言えないようだけどしばらく残して欲しいもの。
パンフレット | 津軽五所川原駅 | 津鉄ホリデーパス(\750) |
津軽五所川原へ戻るとセレモニーは終了した後。ファンらしき姿も殆ど無し…。75周年記念列車は9:15発。私は19分発と勘違いしており危うく乗り遅れるところだった。編成は中里方よりDD351+ナハフ1202+ナハフ1203。1両目は金木まで開会式に参加していた幼稚園児の貸切で一般客は2両目へ。だが乗車した一般客は15名ほど。テレビ取材も2社入っていて見切れていたかも?やはり「テツ」にとっては乗るより撮る方が多いのだろうか?このナハフは最近では走る機会は殆ど無く主に「ビール列車」などのイベントでしか走らないようで一般用で走るのは今年はこれが初めてらしい。メンテナンスはそれなりにしてはあるが元は西武鉄道の電車(大14製)だったこの車両、津軽鉄道に来たのは昭40年だが生まれてからだと既に80年経っているわけで流石に相当くたびれているようで今後乗れる機会があるかどうか?金木で6分停まったおかげでスタンプ押印もできこれで金木で下車する必要も無くなった。中里で折り返し。「テツ」の皆さんが熱心に撮影に勤しむ姿も…。形式(風)写真を撮るにはいい環境。社員の皆さんも珍しいのか熱心に撮影していたのが印象的。
折り返し上り列車で五所川原へ。「テツ」の皆さんは機関区の催しへ向かうが私は改札を抜け駅へ買い物へ。50個限定の「にぎりまんま」(硬券の食券付)と「特製どら焼き」を確保。
キハ22027 | 75周年記念列車&キハ22(金木) | 75周年記念列車(津軽中里) |
にぎりまんま(\250・50個限定) | ←掛け紙と硬券(食券) | 特製どら焼き(5個入り\750・2日で50セット) | 同左 |
再びキハ22で嘉瀬まで往復することに。嘉瀬で降りると一緒に降りたおばあちゃんから「もう乗らねぇはんで…」とホリデーパスを頂いてしまう…。
五所川原に戻り13時発の送迎バスで5分程で"オルテンシア"へ。「津軽の鉄道」という60分の映画を鑑賞。鉄道好きには短い60分も子供たちには長い60分だったようで。引き続き抽選会では私の2番前の方、同じバスの方がDVD(上映作品)を獲得。降りる順次第では当たっていたかも知れず…。それでも100人には当たる残念賞は頂くことが出来、再びバスで駅へ。当初見込みより早く戻れたおかげで余裕を持って弘前へ向かえそう。五能線へ乗る前にスタンプラリーの賞品を受け取る。用紙とパス1枚で引き換えとなるのだが手元には前述のとおり用紙が2枚。パスも先ほど頂いたものが…。で、この賞品が100%「テツ」相手のもの(レトロ車両竣工図集)で子供や一般の家族向けとはとても思えないがこんなところに「つてつ」らしさを感じる。
このスタンプラリー用紙や竣工図集に「つがるん」という初めて見るキャラクターが描かれているのだがこれがりんごをモチーフとしたキャラクター。平仮名で「つてつ」と書いてあったりと妙に憎めないキャラクターに仕上がっているのは「つてつ」らしくもあり、らしくもなく…。
機関区・モーターカー | 機関区・DD352 | 送迎バス(アーストラベル) |
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上映会場(オルテンシア) | スタンプラリー用紙 | スタンプラリー賞品(竣工図集) |
次は80周年記念イベントとなるのでしょうがその頃もキハ22やナハフ1200は走っているのだろうか…?
− 続く −
(T)