10.9下田(1)「りんご娘.新曲発売キャンペーン」

イオン下田告知看板(裏は河辺千恵子)

トリプルメインイベントの第1試合はりんご娘.の登場。朝早く到着した津軽の女の子2人組みの対戦相手は当然「南部地方のお客さん」ということになる。実はこれが見たくて当初の予定(?)を蹴って下田までやってきたというのも実際のところ。
ステージの準備はSC全体がオープンする10時前(本格的にお客さんが入る前)から急ピッチで進められていくがこの光景を見ていて12時と17時からという中途半端な構成とその間に河辺千恵子ステージが入っている理由が分かったような…。やはり早く来れる時(今回は交通事情による)は来たほうがおいしいような。
しかし、今回は12時と17時という時間差、そして時間帯で損してしまった気はする。12時と言えば皆さん昼食目当てにSCへ来る時間帯。入店後ストレートにレストラン街やフードコートへ吸い込まれていく…。所謂立ち止まって見てくれる人が少ない時間帯。これは正直きつい…。会場である西コートの上がフードコートなだけに歌声だけは聞こえていたことだろうけど。
17時からの回はSCの立地からも帰宅に掛かる時間帯。でも河辺千恵子目当て?の方も興味を持ってくれたのか残っている人もいてその分盛り上がったといえるしCD販売も2回目のほうが売れていたように見えた。
1回目と2回目が離れていると「どちらも見る」という人はなかなかいない。そこが河辺千恵子ライブとの大きな違いだった。今となっては何ともいえないが…。
残念だったのは2日のイオン柏でもそうだったのだがステージ後ろのモニターの映りが非常に悪いこと。おそらく開店時から使用しているのだと思うがこの状態だとせっかくのプロモも映像として生きてこない。これはもったいない…。これに関しては河辺千恵子のプロモも同様。そういえばプロモを見たのもこのライブ時が初めて。一応PV放映店とされている店はあるが未だどの店も流れているのは見たことが無い。当然限りあるモニターに流れるのは有名どころ、特に某メジャーグループはどこへ行っても流れていたし。
ちなみに「彼軽」プロモは意外と(?)しっかりしたつくりでストーリー展開も盛り込まれている。7月のクォーターライブを見た人には「軽トラ前振りコント」VTRが語り草になっているが本物のプロモもなかなかのもの。何とかこのプロモ、もっと生かす方法はないものだろうか?RABの"スーパーロックライン"あたりで使ってもらえればとは思うが。


さて、9日は2回のステージ、各5曲づつCD発売後初披露となったA.D.D など所謂CD収録曲でまとめてきた今回。でも個人的に私は思う、りんご娘.らしい順番というものはあるだろうけど新曲発表ならば「彼軽」はラストに持ってきたほうが効果的だと思う。CDのメイン曲な訳だし…と9日まで計6回のステージを見て思う。ならば「りんごのキモチ」はいらないのか?とは思わないが。ただ、順番は変わっても十分見せることはできるでしょうに。
で、今回のステージ、2人とも「何か」おかしかったのだが…?何かあったのか?とでも言いたくなるそんなおかしさが…。


最後に。りんご娘.が南部地方で受け入れられるのは正直難しいだろうと思う。
所謂"津軽の人たちへの偏見"と言うか"確執"のようなものは今も根強く残っているのが事実。特に年齢層が高くなるほど…。津軽弁バリバリの女の子が青森県を代表する…と言うのを良く思っていない人も少なくは無いはず。
しかし、そんな全国で最も厳しい条件での新曲PRこそ全国への第一歩という見方もできる。津軽りんご娘.から青森県りんご娘.になるためには更なる努力は必要だろうと思う。そんな青森県の…となる日が早くに来ることを祈っています。
以上、津軽と南部のコラボレーションである私の意見。津軽と南部に嫌でも関わらざるを得ない身でこそ感じられる部分もあろうけど…。


どうやら10月中に弘前へ行くべき日がまた増えたようで…。まぁ、いいけどね。
(T)