今日は何の日?

今日も寒かった…夕方になると雲が広がり雨が降ったり。明日からは暖かくなるそうで少しづつ春らしさが増していけば…いいですね。


さて、今日4月10日は「駅弁の日」。先週から青森市内ではIY青森店と中三青森店の2ヶ所で駅弁大会が開かれたりと珍しくそれらしい雰囲気に。
駅弁でよく食べるものといえばどうしても"近場"のものということに。ただ、青森駅は近すぎて逆に縁遠いけれど。で、近場というと例えば野辺地駅の「とりめし」は月イチペース(以上?)で食べていた時代もあったし大館駅の「鶏めし」は某スーパーが潰れるまでは毎日青森市内でも買うことができた(今は弘前ならさくら野などで購入可)。
で、そんな「鶏めし」には一般に駅弁として売られている他にも種類は多く(写真はスタンダードな850円のモノ・掛紙"赤")、特上(掛紙"黒"1100円)もあり駅弁大会の場合はこちらのほうが人気が上。主に年齢層の高い方に支持されている模様。違いはおかずが多いだけですが…。
これよりさらに立派(?)な特製(1600円)やスペシャル(2100円)というものまであり駅弁大会では予約販売または個数限定での販売されることも。スペシャルだと"鶏めし"と多彩なおかずそしてサラダと3つの容器に分けられ"おせち"…とまでは行かないもののお花見用の弁当などにちょうど良いのでは?と思わせる内容。ま、食べたことはありませんが…。
大館駅の真ん前にある製造元の花善さんではお店で味わうことも可(9:00〜15:00)。その場合"鶏めし"はアツアツ、その他おかずなどは駅弁のものとはちょっと違うようで(値段は同じ)かなり気にはなっています。さらに「鶏めしのキリタンポ鍋セット」というものもあり秋田の味覚を一度に二つ味わうことも…。長万部の「かなやのかにめし」もそうだけれど駅弁で気に入ったなら次はお店で…というのも良い楽しみかも。


また、もう一点は今や高級食材(?)となってしまった牛タンの弁当「牛タンせいろ(1050円)」。仙台の駅弁ではありますがこれは"青森製"…ウェルネス伯養軒の駅弁は伯養軒時代からずっと各支店に各地の駅弁レシピがあるようで駅弁大会などではその地の伯養軒で各地のものを作っているわけです。だから過去をたどれば…弘前駅でまだ伯養軒が販売していた頃は「阿武隈川はらこめし」が本来仙台駅弁ですが弘前調整だったり先日の駅弁大会でも各地のとりめしが3種ほど出ていましたが全て野辺地と同じ味になっているのでは…と思ったり(食べていないので何ともいえませんが…)。
いずれにしても今は駅弁(本来の駅売り)は冬の時代。盛岡の現状を見ると何か寂しくなってきます。駅弁の基本はやはり列車での移動時に「現地で買いその場で食べる」ですから今は食べることも少なくなってきましたが…。

大館駅・鶏めし(\850)
花善
仙台駅・牛タンせいろ(\1050)
ウェルネス伯養軒
池田のステーキ弁当がふと食べたくなる(T)…