ちょっと前だけど…”レールバスと遊ぼう”ネタ

今日はいい天気!ひさしぶりにカラッと晴れた一日に。


では、もう1ヶ月も前の話ですが…先月5日の七戸"旧"南部縦貫鉄道のイベント…ということは七戸挙げてのイベントという意味でもある。なので旧駅舎内では地元の手打ちそばや"けいらん"(あん入りのもちをダシ汁に入れたもの下北で有名)、ほたての貝焼きなど食に関しては充実。
また、現役当時の雰囲気とほとんど変わっていないのは構内や車両だけでなく駅舎内も…待合室の大きな古時計(?)も元気。この待合室では硬券キップや在庫たっぷり(?)のレールバスチョロQなど現役当時よりも多くのグッズが販売されていたが…「コレ売るの?」と言った商品もちらほら…。

旧七戸駅舎 待合室(古時計) イベントポスター
続いて"乗車編"…乗車希望者は駅舎横で並んで待ち係りの人に招かれる形で車内へ(ここは現役当時とは違うところ)、時間となると車掌役の方がドアを閉め手元のブザーを鳴らし運転士へ合図、確認後「ビー」とも「ベー」ともつかない警笛を鳴らしギアを入れて発車。1速…2速と…現役当時は4速まで入れとても言葉では表しようのないような凄まじい音と振動で20km以上の道のりを往復していたわけで…それを知るものにとっては最高でも20km/hほどの速度で短距離では味気なかったりも…が、現役当時体験できなかったことが今回はある。それは側線に入ること…おかげでポイントをいくつか渡るという貴重な(?)経験も出来。ということで往復800mほどの小旅行は約7分で終了。
ちなみに車掌役の方のアナウンスもなかなか味があって(それを1日24回も話してるんですねぇ…)進行方向を変える際にシフトレバーを手に移動する運転士の方を「杖をついているわけではありません…」と笑いを誘う努力(?)も見せたりと。
また、最終便では子供率の非常に高い車内となり運転席の周りは子供たちで一杯。思えば9年前の営業終了に近い頃は"テツ"の溜まり場と化していて(よく運転士に「ドア前は空けて!」と注意されていたっけ…)子供なんている場所(と言うよりそもそも乗っていなかったが)なんて少しもなかったし。短い時間ながらみんな思う存分に楽しんでいたようで…これこそ鉄道イベントの原点と言った感じも。いろいろ苦労は多いだろうけどこのイベントはこれからもずっと(できれば秋にも)継続して欲しいもの。
プラレール 車内 体験乗車終了後の撮影会
最後に現役当時、野辺地-七戸間を元気に走っていた当時は短尺レールの継ぎ目での「ダンダン…」という強い振動、そして踏み切りを通る際の「コー」という音(踏み切りでの車両検知のためレールに溶接でメッキを施してあったため)を発しながらほぼノンストップ(乗降が無ければ通過扱い)で走ってたということを付け加えてとりあえずこのネタ完。
(T)